おはようございます。
人体は、約37兆2000億個もの細胞が集まり、細胞の社会を作っています。細胞が集まり臓器となり、臓器の集まりか機関となり組織を構成しています。
人の体の一番外側を覆っている組織が皮膚です。皮膚は、外から表皮・真皮・皮下組織の三層からできています。皮膚の厚さは場所によって異なりますが1~4ミリ程です。
そして、外界から細菌や有害物質が体内に入ってくるのを防ぐ、いわゆるバリアとしての機能を持っています。
さらに外界からの刺激を受け取るセンサーとしての役割、汗をかいて体温を調節する機能として働きます。皮膚の一番上層には、平たい角質細胞が重なった角質層があり、表皮の表面をびっしりと覆いバリアの役割をしています。その表面は皮脂で覆われていています。
皮脂は毛穴にある皮脂腺から分泌されるトリグリセライドなどの脂質です。そして、角質層からの水分の蒸発を防いでいます。その皮脂が失われると角質層が乾燥して肌荒れが発生します。腸内細菌が作るビタミンB6、B12は、この皮脂の分泌の調節をしてくれます。そして肌荒れを防いでいきます。
今日を素敵な一日にして下さい。
代表取締役 大竹野有一