おはようございます。
囚われ
人は物事に囚われがちですね。人は目で見たり、聞いた話を脳で考えて物事を判断しがちです。そして、それらの情報に囚われてしまい冷静さを失い、心が操られ従ったり、怒りを覚え反抗したり、落胆し落ち込んでしまったりします。これら囚われの心を戒めている教えがあります。
例えば仏教では般若心経であったり、神道で言えば六根清浄祓などがあります。
決して心が脳にあるわけではないのです。動物実験で脳移植をしても前の動物の記憶は引き継がれないそうです。臓器移植をすると前の動物の記憶を引き継いだりするようです。
心は臓器、主に腸にあると言えます。昔の侍が腹を切って詫びたのも心を切るという意味もあったのです。
日本語でも腹のつく言葉に、腹を据える、腹が立つなど心の状態を表したものが多いですね。
脳の判断で心が囚われ一つのことに没頭するのと、腹を決めて一つのことをやり遂げることはで全く意味が違うのです。脳はどちらかというとバカ、腸は賢い!
日々是好日、素敵な一日でありますように。
代表取締役 大竹野