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自然治癒力⑤

おはようございます。


自然治癒力


体には恒常性維持調節機能(ホメオスタシス)の一旦を担っているホルモンがあります。前回はそのホルモンの一部である甲状腺ホルモンの話をしました。


甲状腺の裏側には、米粒くらいの大きさの副甲状腺が四つ存在します。ここで分泌されるホルモンが血液中もカルシウムやリンの量を調整しています。


何らかの原因で副甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまうと、骨粗鬆症を促進したり、腎結石を作ってしまったりして腎機能に影響を与えます。


逆にホルモンの分泌が悪くなる疾病に難病指定されている副甲状腺低下症があります。手足や口の周りの痺れが起こったり、全身で痙攣が出たり時にはてんかんのような発作を起こしたりします。


この疾病の原因に免疫の暴走による自己免疫疾患があげられています。本来は体を守っている免疫が副甲状腺を攻撃してしまい、機能を低下させてしまいます。


腸の働きや腸内細菌の働きには、免疫を鍛えて正常に保ち、また暴走した免疫を抑えるTレグ細胞を活性化する働きがあります。


日々是好日、素敵な一日にして下さい。

代表取締役 大竹野

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